東大IPCは東京大学による全額出資の投資事業会社で、投資事業と起業支援、DEEPTECH DIVEという3つの活動を通じ、東京大学のイノベーションエコシステム拡大を担っています。
投資は3つのファンドを通じ行っています。このうち協創1号は、東大関連ベンチャーの育成促進を目的としています。AOI1 号ファンドは数千万円から、20億円規模の大型投資にまで幅広く対応。環境・エネルギー関連といった大きな資金を要する領域を含むさまざまなベンチャー企業に対し、初期段階から投資を行っています。
ASAは大学を中心に豊富に存在している技術シーズを掘り起こし、グローバル展開を支援するため、大学VCファンドなどに出資しています。
起業支援では「1stRound(ファーストラウンド)」というプログラムを実施。採択されたチームには、理想的な形で投資家からの初回の資金調達が達成できるように、活動資金や専門家によるサポート、オフィス・ラボなどの各種リソースが提供されます。
DEEP TECH DIVEは、テック系ベンチャーと社会人・学生・研究者が相互に交流できる、クローズドな求人マッチングプラットフォームです。
一連の取り組みによってアカデミアと産業界をつなぎ、官民学の円滑な連携をサポート。日本のイノベーションの加速に力を入れています。