UPDATE EARTH
2024
ミライMATSURI@前橋
〜ローカル×テック×エンタメで拓く“本当”の社会実装〜
開催レポート
学生から起業家まで幅広い方々を対象に募集した、破天荒解なビジネスアイデアや事業計画を表彰する「UPDATE EARTHコンペティション」の受賞者発表&表彰式を開催いたしました。各業界のプロフェッショナルの審査員やパネルディスカッションの参加者がそれぞれの視点でイノベーションのミライについて議論を行いました。会場内では今注目すべき分野のスタートアップ企業など約100社のブースが展示され、会場外では地域一体となり街全体でイノベーションに関するイベントを実施しました。今回のUPDATE EARTH2024は会場や周辺エリアで開催された関連イベントの来場者、複数のコンテンツでの当日のオンラインLIVE配信など各関連コンテンツオンライン視聴者含め、総勢約6万6千人にご参加いただき、盛況のうちに終了しました。
昨今、温暖化など地球規模で対応しなければならない問題が山積しています。このような問題が直面している今こそ世界を一変させるような革新的なビジネスアイデアが必要であり、そうした課題に取り組む起業家やスタートアップを積極的に育成・発掘し、成長支援することが必要です。今回その「発掘」の一環として革新的アイデアを表彰するビジネスコンテスト「UPDATE EARTHコンペティション」の表彰式を行いました。従来のビジネスコンテストとは一線を画し、子どもから大人まで多くの方が参加し、イノベーションに関心を持って頂けるきっかけとなることを目指し、「ローカル・テック・エンタメ」という3つを軸として群馬県、前橋市と共に街全体を舞台としたイノベーションイベントを開催する運びとなりました。
UPDATE EARTH 2024 ミライMATSURI@前橋 アフタームービー
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アジェンダ
※登壇者の所属、肩書等は開催日当日時点のものとなります。
開会挨拶
前橋市 市長 小川晶氏
NIPPON INNOVATION AWARD/NIPPON INNOVATION TRYOUT受賞者採択者発表
2023年10月から12月にビジネスアイデアを対象とした「NIPPON INNOVATION AWARD」(ニッポンイノベーションアワード、以下NIA)と、海外展開をめざす事業計画を対象とした「NIPPON INNOVATION TRYOUT」(ニッポンイノベーショントライアウト、以下NIT)の2分野のビジネスコンテスト「UPDATE EARTHコンペティション」への募集を行いました。NIAでは全国約2万件の応募の中から選ばれた113件を審査し、入賞者14人を発表しました。NIAの受賞者発表に加え、NITの採択者6名のピッチをはじめとするコンテンツをお届けしました。
審査員一覧
UPDATEEARTH Foundation / Chairman Tadashi Fukuda
Deloitte Tohmatsu Group CGO  Yoshihiro Maeda
METI Ministry of Economy,Trade and Industry Minister's Counselor, Organization for Small & Medium Enterprises and Regional Innovation, JAPAN deputy director general Yosiaki Ishii
Professor, Graduate School of Engineering, The University of Tokyo, Shigeo Kagami
Representative Director and CEO, Jin's Holdings Co. General Incorporated Foundation Hitoshi Tanaka Foundation / Representative Director  Hitoshi Tanaka
Executive Officer and CMO, Plug and Play Japan K.K., Representative Director, Startup Ecosystem Association of Japan, Ministry of Education, Culture, Sports, Science and Technology / Ambassador for Entrepreneurship Education, Expert Member of Startup Investment Working Group, Council for Regulatory Reform, Cabinet Office, Government of Japan Ayumi Fujimoto
Director, CFO, Unifa Corporation, President, Impact Startup Association, Inc. Financial Strategy Advisor, Tokyo Startup Strategy Fellow, Kokuyo Co.  Naoto Hoshi
Partner, University of Tokyo Collaborative Platform Development Corporation (AOI #1 CIO)  Naohiro Mizumoto
パネルディスカッション
AI、WEB3など未来のイノベーションに関するパネルディスカッションを実施いたしました。
パネリスト
The dean of a college Chiba Institute of Technology/Jyoichi Ito
Deloitte Tohmatsu Group CGO/Yoshihiro Maeda
Comedian/Kosaka daimaou
JINS HOLDINGS Inc. CEO/Hitoshi Tanaka
TikTok Japan General Manager/Yoichi Sato
ROBO GARAGE Inc. /Tomotoka Takahashi
Sano Food Inc. /Shiori Sano
TOM‘s Racing corporate planning office manager, design center manager/Goro Tamura
Film director/Takashi Miike
Professor of Kyoto University Graduate School of Informatics, Course of Communication and Computer Science/Harata Hiroshi
Plug and Play Japan Inc. CMO,Startup Ecosyste Association representative of a board of directors/Ayumi Hujimoto
Niantic Inc. Senior Director,International Communication/Kaori SaitoKoei
Tecmo Holdings.Co.,Ltd CSuO/Mei Erikawa
EVカート体験・カーシュミレーター体験
イノベーションに関する認知を拡大していくことを目的として、国内有数のモータースポーツパーツメーカー 株式会社TOM’S(トムス)社と連携し、世界有数のEVカートイベント及び最新技術を搭載したカーシュミレーターの体験会を実施しました。さらにTOM’S社のレーシングチームに所属するプロドライバーによるエキシビジョンマッチも実施し、迫力あるEVカートの動きや最新のカーシュミレーターの体験に会場は盛り上がりを見せた。また、地元の特別支援学校の身体障害児向けに車両操作を行えるようにタブレット端末を使用して車両を遠隔操作出来る体験を、シャープ株式会社と連携してイノベーションチャレンジを実施いたしました。
高橋智隆氏が監修するヒューマンアカデミージュニアロボット教室特別ワークショップ
今回のワークショップは、より若年層から最新技術に触れる機会を提供し、日本国内においてイノベーションに明るい人材を増やすことも目的としている。その一環として、国内で1,700校のアカデミーを展開する株式会社ヒューマンアカデミー主催のもと、ロボットクリエイターであり株式会社ロボ・ガレージ代表取締役社長の高橋智隆氏を招聘し、子供が楽しくロボットを作れるワークショップを実施しました。定員80名にて午前の部と午後の部で1回ずつ(計2回)のワークショップが実施され、沢山の子供たちに最新イノベーションに触れる機会を提供しました。
三池監督による“AIと共に最高の映画を創る会”のキックオフイベントに変更
世界的映画監督三池崇史氏による生身の人間とAI技術を用いた新しい映画制作“AIと共に最高の映画を創る会”のキックオフイベントを行いました。現在も私達の生活に溶け込みつつあるAIですが、その技術は日々、目まぐるしい発展を遂げています。AIを活用し、映画制作において効率化を行い、そのような映画を見た観客には想いや思考を巡らせるような素晴らしい体験を与える「AIと人が共創する映画づくり」を探求するためこのようなプロジェクトを始動。
AIラーメン
東京の「百麺」(宮田朋幸店主)、埼玉の「中華そば四つ葉」(岩本和人店主)、千葉の「魂麺」(山西一成店主)といった人気実力店と、前橋のラーメン店「とりよしらーめん」(湯浅恒彦店主)「アンドレカンドレ」(藤沢克成店主)がタッグを組んで、AIと対話しながら前橋のご当地ラーメン作りに挑戦。AIから提案されたおよそ1000種類のレシピを店主たちが厳選し、試作を重ねて新たなご当地ラーメンを完成させました。
ブース展示(終日)